2025.07.24

  • お知らせ

社員の懲戒処分について

                                                           令和7年7月24日

                                                           明知鉄道株式会社

 

仕業点呼時におけるアルコール検査結果を偽った社員の懲戒処分について

 

この度、明知鉄道明智駅舎内で実施する法令で定められている仕業前のアルコール検査において、当該運転士は他の者が行った検査記録紙を不正に使用し、虚偽報告したのち列車の運転事案が判明しました。ご利用のお客様をはじめ関係する皆様には、ご迷惑とご心配をお掛けしましたことを、心よりお詫び申し上げます。

今回の事態を厳粛に受けとめ、改めてお客様の安全・安心を守るという鉄道従事員の使命を、社員全員に自覚させるとともに、このような事態が発生しないよう社員への教育・指導を徹底して、信頼の回復に努めてまいります。

 記

 

1.発生年月日    令和7年6月12日(木曜日)

2.発生場所    明知鉄道株式会社 明智駅舎(岐阜県恵那市明智町445番地の2)

3.当該処分者    明知鉄道株式会社 運転保安課長兼運転士 男性 64歳

4.懲戒処分の内容  令和7年7月23日付けで懲戒解雇

5.事案の内容

令和7年6月12日(木曜日)午前9時40分ごろ当該社員が出勤し、運転前の仕業点呼を実施したところ、体温及び外見上は問題なかったものの、アルコール検査で呼気から微量のアルコール分が検知された。点呼管理者が確認したところ、同人はうがい液を使ったためではないかと勝手に解釈し、再度アルコール検査を実施したが、同様にアルコール分が検知された。その後、点呼管理者らが到着した列車の対応を行っている隙に、別の社員が試験的に実施したアルコール検知の結果用紙に自らの名前を書き、アルコール分が検知されなかったかのように装い提出し列車を運転した。後日、6月27日(金曜日)に内部情報が寄せられたことから、本件事案が発覚し調査等の結果、当該社員を処分したもの。